何かが欲しい訳じゃないんだ

そうしていたい、っていうだけで。

それを、思った形にしてみせたいっていうだけで。

それは、それも欲しいってことなんだろうか。

 

そうかもな。

充実していると感じていたいのだろう。

一日の狩りが上手くいって、それなりに美味い獲物にありつき、

その満腹感のままに眠って、また同じ朝を迎え、

それでも新しく目覚められるように、祈りながら歩いている。

 

そんな平穏な日々の傍で、時折、何か大きな力の気配を感じ取る。

それは〈それら〉であり、不明瞭でただただ大きくなってしまったもの達の群がり、そんなもののような気がしている。

それと対峙しなければならなくなった時。

その瞬間を恐れたことは唯の一度もないけれど、それを識れば識る程に、

耐え難い怒りが腹の底から湧いてきて、

自分でも自分が何を仕出かすのかまるで分からなくなることがある。

そしてそんな感覚をも少しも不自然には感じないで、今までずっと生きてきた。

確かに俺は生きてきた。

相手を間違えていただけのこと。

成果が何一つなかっただけのこと。

 

と、いう風に。

俺にとって4周目くらいのWOLF'S RAINが終わった。

このまま寝ると多分、また(そう、また。)とんでもなく強力な類の悪夢を見て

翌朝に泣き叫ぶはめになりそうなので、原点回帰も兼ねて、

BUMP OF CHICKENの楽曲を拝借・歌ってから

力尽きて終わらせる一日にしようと思う。

………今日そういえば歌ってなかったな。

鼻歌もなしにこの時間まで起きているなんて、本当に久し振りのことなんではないか。確かに今日は、羽を伸ばすつもりで過ごし出しはしたけど………。

 

唄、自分にとって歌うということは、

今、自覚している以上に「呼吸をすること」そのものであるようだ。

比喩なんかではなくて、声の合間に息をすることの方が大切というか、

それに釣られて出てきた声が、自分の中から選別された結果、みたいな。

上手く言えないけれど。

 

それじゃ。