人の役に立てたとか、良くして貰ったとか、

そういうことをほんの些細なことで闇に葬ってしまうのは。

 

手前で作った古い唄しか歌う気になれなかった。

どうせ藤原さんの真似事でしかないと思っていたけれど、

少なくともネックレスは、極限に近い自分そのものだった。

僕はあんな世界に身を置いている。

あんな。どうして此処まで来てしまったのかな。

もしかしたら、製作した当時は未踏の地だったのかもしれない。

そして此処から、何処へ行く。

 

(追記)

太陽の虹彩も、半分ともう少しは僕のものになっていた。

絶対的恐怖なんだよ。

 

(追・追記)

記憶から観測したってどうしようもない。

総ての構成物がそれを指して悪だと断じたところで、

僕がそれを裁くことなどありはしないのだ。

もし関わり合いになることがあれば、片時も心を許さないようにする。

それ以外の行動は採らない。だからもう思考で追うな、絡み取られるな。