※結構辛口で身勝手な話をしている記事※

今日は通院日なのだけれど、フィギュアスケートを観ている内に

雑然とした感情に取り憑かれたからそれらを書き留めておく。

 

今回触れるフィギュアスケートは男子。

そして、エフゲニー・プルシェンコジョニー・ウィアー

ステファン・ランビエールパトリック・チャンの名を参照し比較するが、

殊にパトリック・チャンのファンの方にはブラウザバックを勧める。

酷く扱うつもりはないけれど、俺は彼の演技が好きではない上に、

この議題は主に彼の発言集を元に

男子フィギュアスケートというものを改めて観直したことから生じている。

チャンには批判的姿勢をとることになると思う。

 

予め断っておくと、チャンの人格についてとやかく言ってやる気はない。

悪い人ではないし、フィギュアスケートをよく知っている人であろうことは

この発言集に目を通せば明らかであると分かる。

【フィギュアスケート】パトリック・チャン ビッグマウスの歴史<◎><◎> - NAVER まとめ

確かに日本人受けするタイプではないね。

自分の良いように受け取ってその場その場の空気感で

饒舌になっているだけとも捉えられかねないが、

フィギュアスケート会において臨機応変にやってきた人

というだけのことであって、これらの発言に関しても、

よくよく読み込めば考え方そのものを柔軟に変えていっている痕跡が

そこかしこに見て取れるだろう。

ただ、そういう自分を聴衆により良い印象で伝えるには、

バンクーバー五輪 ジョニー・ウィアー インタビュー ‐ ニコニコ動画:GINZA

これくらいにインテリジェンスに富んだ、

相手や場を見て発言出来る人ではないと務まりきらない。

(※動画内での塩湖ロシアンダブルメダルについては、

 二枚舌なら二枚舌でスマートだ。でも、塩湖という場所で敢えて

 彼ら二人にメダルが与えられた真意、 スコア表に目を通すべきだ。

 いくらでも弄れる? 国際情勢も時々刻々と変わっていっているよ。)

 

それでも、先にも述べたように俺はチャンの演技を良しとはしていない。

彼には決定的な弱味がある。

表現力と、それをカバーする身体の柔軟性だ。

あの直線的な身のこなしは大会下位のスケーターと比較しても美しくない。

基礎から見直すか別の作風にするかしなければならない程度だ。

よって俺は、発言集で彼が度々言及した

他のフィギュアスケーターの表現力の有り無しについては

全く確信が得られない。彼自身は、

スケーティングはよく伸び、エッジは深く、ジャンプも本当によく熟す。

それでも表現力がないという唯一の欠点が、全てを台無しにしている。

プルシェンコのプログラムに失笑するのなら自分でやってみると良い。

氷上で完全に立ち止まり、動きでしか魅せることの出来ないシーン、

あの全身のうねりを、貴方がどうやって再現するというのか。

 

ステファン・ランビエール と 荒川静香 対談 ‐ ニコニコ動画:GINZA

詰まる所はこの動画の5:20の辺りからランビエールが述べている通り。

チャンの発言集にもあったが、

自由度が奪われてファクトリーと化したフィギュアスケート

面白くしなければならない。仮にランビエールの案が実現したら、

チャンは間違いなく今の地位を追われる。

その自覚がないことが大変に惜しい。これだけ言ってきたが、

彼に足りないのは表現力の一点であって、

それについても彼だけが悪いのではない。そもそも、

この曖昧な採点箇所にはより多くの機械的基準を設けるべきだ。

その基盤にヒトの感性をプラスしてやれば良い。

また、何故そのように評価するのかを

ジャッジ一人ゝゝが文面で公表することが望ましい。

ボイスレコーダーも欠かさないでくれ。

 

最後に。

高橋大輔のソチの滑りを久しぶりに観て、号泣した。

彼がアマを辞めてしまったのだと思ったら強い哀しみに襲われた。

あの、見る者の涙を誘う程に素晴らしく、

快楽の中にも痛みを伴わせた表現をする選手は、

他国にも、そして自国にも未だに現れない。

それでも、先日NHK杯で優勝した村上大介

来年シニアに上がってくる宇野昌磨にその可能性を見た気がする。

国籍を問わずに、他の選手にもあらゆる遺伝子を見い出しては

わくわくしているが、

高橋大輔の一部を根底に持った選手の出現には、一際、期待してしまう。