不毛

自分が書く話ってのは、去勢されて使い物にならない人間のあがくものが多い。

中学生の時に、「これは俺の鬱憤を晴らすための話だ」と決めて考え始めた話が、

改めて設定を読み返すと誰も彼も去勢されていて、戸惑った。

これでも途中だから、これからもそういう設定は増えるのだろう。

 

今、話を捏ねている一本に関しては、なるべくそうならないように気を付けたい。

 

とは言え、去勢されていない人間のことはよく分からない。

「子供は要らないが、妊娠させる機能は持っていたい」という一文を読んで、

ああ、よく分かる、と思ったくらいの経験しかない。

・・・これだって去勢される恐怖が前提の言葉だから、健全じゃない。